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The role of the water
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Q&A by YOSHITO OGURA

生物の起源が海から始まったように、人間と海との不思議
な繋がり、絆の深さを感じる例が数え切れないほどありま
す。例えば、海の波は世界中どこでも、嵐でも凪でも1分間
に18回、陸に寄せては返していきます。また、人間は、睡眠時にやすらぎの波長であるα波やβ波 が増幅されるのが、1分間に平均18回の呼吸時。
そして、人間の平均体温(平熱)は18の2倍の36度で、脈数 はさらに2倍の平均72拍です。 このように波のリズムが人 間の基本となっているわけです。波の音を聞いていると心 が休まるのも、地球上の生物として見ると当然なのでしょう。

人間の身体の約60〜70%が水で構成されています。体重60kgの人なら約36〜42kgが
水ということになりますが、生まれたばかりの赤ん坊は約80%が水で、まるで水でできたゴムまりのようです。
そして、人間の身体は髪の毛から足の爪まで、すべて細胞でできています。 その数を合わせると約60兆個といわれており、細胞は水(血液)に溶けた栄養分を吸収し、排泄します。
この細胞が生まれ変わるには、約4ヶ月必要だといわれているのです。地球が水で支えられてい るように人間の生命活動も水で支えられています。
その基本的役割は、@運搬、A身体の防衛、B緩衡作用、に大きく分けられます。 Aの身体の防衛というと、具体的なイメージは薄いかもしれませんが、例えば、精神、生命活動の司令塔ともいえる脳の90%は水で、柔らかい脳は脳脊髄液の中で浮かぶようにして保護されています。
人間は体重の1%の水が減少すると激烈に喉が渇き、さらに体重の3〜5%の水が減少す ると痙攣を起こすなどの何らかの症状があらわれ、7〜10%減少すると歩けない、精神障害 など、ショック状態に陥ってしまい、命にかかわることになります。水だけの飲みすぎにも 注意が必要ですが、補給しないと命に赤信号が点滅してしまいます。

環境条件で差が多少ありますが、生命維持のために体重
60kgの人で、1日に必要とする水は約2.5Lです。
どのような形で補うかというと、飲み水で1.2L、食物などか
ら1.0L、炭水化物などの代謝で体内で生成されるものが0.3
Lです。
当然、補給した分だけ排泄されます。排泄は、汗や呼吸、尿、便といった形で行われ、尿として排泄される量が一番多く、大きなペットボトル1本分に当たる1500mlにも。 大便にも水分は含まれ、尿ともども身体に不要な老廃物を排出するという役目を果たしています。

血液の80〜90%は水ですが、生命活動に必要なたんぱく質が1L中、約80g含まれます。
人間の血管の長さは約9万6000km(地球約2周半)、心臓から送られた5Lの血液は普通の状態なら約50秒で体内を一巡し、激しい運動をすると20Lもの血液がわずか12〜13秒で駆け抜けるといいます。 ちなみに、1日に、心臓から押し出される血液は約8000Lです。
サラサラの血液が心臓に負担をかけず、身体に良いことが、ご想像いただけるでしょう。
また、水の汚れが、血液や細胞の汚れに。そして、身体の汚れへとつながるのです。

水は、人体で@溶解作用、A運搬・排泄作用、B体温調節、CpHの調整、D浸透圧の調整、E細胞の維持、F体液の流れの調整などを基本のはたらきとし、昔から解毒、利尿、希釈、新陳代謝促進、洗浄、解熱、老化防止、美肌、肥満防止、消化、精神安定など を促すために飲用されることからも作用の多さを物語っています。


