
最大酸素摂取量とは、「単位時間当たりに組織が酸素を取り込む最大の量」のことで、この値が大きいほど「全身持久力が優れている」と評価されます。
酸素摂取量とは、体がどれだけの酸素を摂り入れているかを表した量です。1分間あたりの量で表されます。空気中には主に、窒素(N2)が79.04%、酸素(O2)が20.93%、二酸化炭素(CO2)が0.03%の割合で含まれています。人はこの中の酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出して呼吸をしています。窒素は呼吸には関係しません。酸素が20.93%含まれる空気を吸って、吐き出すときには酸素の割合は少なくなり、その分、二酸化炭素が多くなっています。このときに少なくなった酸素は体の中でエネルギーを作るために使われたということです。

私達の生活の内のほとんどが持久的な活動によって成り立っています。通勤・通学では、電車やバスで長い間立っていたり、歩いたりします。エレベーターの無い建物では階段を何段も上がらなければいけません。電車やバスで立ちっぱなしでも、遠くまで歩いても、買い物で重い荷物をずっと持たされても、平然と疲れなんか感じないで、もちこたえる力が持久力です。健康と体力について考える時、持久力をぬきにはできません。持久力を広くとらえてみると、それは寿命につながることなのです。
体力は狭義には身体能力を意味し、広義には生きていく能力全般をさします。簡単にまとめてみますと、下記のように行動体力と防衛体力とに分類されます。

行動体力とは・・・運動(活動)を行う時に必要な能力で、主にスタミナを全身持久力といいます。
防衛体力とは・・・外部からの様々な刺激に対する抵抗力や免疫などのことで、身体を守り生命を維持していくための能力をいいます。
よく体力があるとか、あるいはないとか言いますが、体力とは一体どのようなことなのでしょうか。体力とは下記表のように人間の生命維持力を全体的にとらえた概念で、今日では、防衛体力を充実させ、行動体力を高めることが目標とされています。
最近では、行動体力の中でも全身持久力が高いことが生命維持にとって重要な役割を果たしているとの考えが一般的です。全身持久力が高いと、呼吸循環器系(心臓機能)や内分泌系(ホルモン)などの機能が優れているといえます。
体力とは
人間は呼吸により酸素を体内に取り込み、細胞に届け、発生したエネルギーによって活動しています。また、生命維持は(循環器・臓器)の運動であり、この運動機能を最大限に高め、向上させることは、寿命の観点から見て大変重要です。

